小学6年生は、受験態勢を固め、志望校合格を目指して飛躍する学年です。 5年生までに培われた基礎力を土台にして、入試に必要な基本から、応用学習・発展学習までステップごとに学習を進めていきます。 授業時間も家庭学習の量も増えて、効率よく勉強を進められるかどうかが重要になります。
この時期、自分の学習スタイルが確立している生徒には「より深く考え、多面的アプローチで解く」という指導を行います。 ある程度勉強に慣れが出始めている生徒は、答えを出すことだけに流れがちになる傾向があります。そのままでは思考的問題を解く力がつきません。 そこで、考える次元を一段上げて難問に負けない解法力をつけることを目指します。
この時期、なかなか成績の上がらない生徒や受験勉強をはじめたばかりの生徒には「学習スタイルの再構築」を指導します。 学習する単元も多く、授業のスピードも早いために、毎日の課題をこなすだけで手一杯という生徒も多く見られます。 多くの場合、急ぐあまり雑な勉強を繰り返していることがあります。これでは不完全な力が蓄積されるだけです。 もう一度基本に立ち返り、ノート作りや間違えた問題の直し方などをしっかりと見直すことが大切です。
シグマでは授業を通して「細部まで考え抜く」「最適解法を見つける」を重点的に指導します。 (4年生での「ノート作りの重要性」「復習から理解へのサイクル」、 5年生での「思考力の養成」「書いて解くステップ」も引き続き指導していきます) また、算数、国語、理科、社会の4科目を学ぶことによって、バランスの取れた学力と知識を積み上げていきます。 同時に記憶力・即断力・暗算力などを高める脳力トレーニングをしています。
カリキュラムは四谷大塚予習シリーズ6年に準拠。 予習シリーズの内容に沿って作成した、シグマ独自のテキストを使用します。 適度な緊張感がある授業は、集中して勉強に取り組むことができます。 毎週、授業内で「計算テスト」「漢字テスト」を実施。 さらに毎週土曜日には、YTネットテストにて学習理解度を確認し、 同時にテストでの上位成績獲得を目指して指導します。
後期(9月)以降は、入試必須の重要単元をベースに、他の関連単元も加えた複合的な学習内容となります。 これは単なる復習ではなく、1つの問題に対し、さまざまな角度からのアプローチによって解法を示す創造的な学習です。 これにより、男女御三家、筑駒、駒東、慶應、早稲田、フェリスなどの難関校をはじめ、 首都圏の有名校へチャレンジできる合格力を育成します。