5月9日(土)   ヤワラカイ文章とカタイ文章

国語の入試問題でしばしば取り上げられる題材に、新聞社のコラム、たとえば朝日の天声人語、毎日の余録などがあります。世相を短い言葉でズバリと切る文章は、ときに政治的箴言であり、ときに文学的風刺であり、ときに社会的警句となっています。
このコラムを読み切るにはかなりの力が必要となります。この時代を読む力量をいかに身につけるか、が学力を超えた知力の育成になっていくのです。それには、ヤワラカイ=やさしく具体的な文章ばかり食べているのではなく、時にはカタイ=難しく抽象的な文章も敬遠せずに食べることも必要なのです。